少子化を救う秘密兵器がフランスから上陸。
私は、いい香りをさせている人を嗅ぎつけると、男女問わず
思わず後をつけてしまう(←冗談)困った変態なのですが。
3月に日本上陸した、メンズフレグランスボディスプレーのAXEには
欧州・北南米展開時のハチャメチャエロCM(YouTubeで見られ
ます)の勢いからものすごく期待していたのだけれど、実際に
日本の店頭に並んだ商品は私の期待よりも少し控えめな、
でも日本人向けに上手にカスタマイズされた香りが5種。
日本でも、ビキニ姿の女性たちがうじゃうじゃと海を渡り
山を越え、AXEをスプレーした男に襲い掛かる海外版CM
(動画。音が出ます)や、日本離れした広告センスの合コン編
(こちらも音が出ます)で
「えっ、何なに?」
と注目を浴びましたね。 欧米版CMの中には、過激すぎて
放送禁止になったものもありました。私は南米版の多汗症編
(爆笑もの。音が出ます)が好きです。
さて、オットに試しに「AXE クリック」をつけてもらいました。
おおぉぉ。ええんちゃう〜。
高級品の香水に比べたらもちろん深みや広がりには欠けますが、
夏の間のボディフレグランスとして、シャワーやお風呂の後に
湯水のように浴びる分にはいいと思います。
なんたって、商品コンセプトが
「これを使えばモテる(ヤレる)」
という、すばらしく直球の訴求力。
世界中の青少年(&中高年)のニーズを
がっちり捉えていますから、その香りも
女性たちの鼻をとらえて離しません。
フランスでの登場は1983年だったとか。
それとどう関係があるのかないのか、ちょうどその
少し後、90年にフランスの出生率は一時的に急増しました。
右肩上がり。現在は先進国の中でも群を抜く、2.00
(日本は1.26)の数字を誇ります。移民の多い先進国は
一般的に出産数が高くなる傾向にありますが、フランスの数字は
移民に依存しない、社会構造の改革によるものと
評価されています。
AXE、少子化を救う秘密兵器かも(←暴論)。
枯れた日本に官能を呼び戻すためにも、父の日にはAXEを
贈ってみてはいかがでしょう。