なぜオンナはおすぎとピーコを支持するか
【メルマガコラム】2003/07/18
最近よく主婦向けのメディアで拝見するのが、振付師のKABA.ちゃんや漫画家の
山咲トオルさん、お馴染みのおすぎさんとピーコさん、そしてメイクアップ
アーティストの大高博幸さんなど、確信犯的にオンナっぽい男たち。
カワサキが学生時代につるんでいた仲間にも、彼らと同じ”カテゴリ”に属する
男の子達がいましたが、カワサキはその子達との会話が大好きでした。
その頃、ちょうど清水美砂さん主演の「おこげ」という映画が世に出て、
カワサキが米国で勉強していた時、大学の「日本文化研究」講座主催の
「OKOGE(オコゲ)」上映会で見た記憶があります。英語字幕で「OKAMA」、
「OKOGE」などと出ると、ほほぉと思いました。(ちなみに、おこげというのは
オカマ…というかゲイの男の子にいつもくっついてる女の子のことを、そう
呼んだわけです。)
主婦向けの番組で、オンナっぽい男たちが要所要所でスパイスのように効いている
のを見ると、やっぱり女性は、自分達よりも「女性」に傾いた男に共感するんだ
なぁと思います。
オンナに向かって「オンナ道」を説く、オンナっぽい男たち。
生半可なオンナたちをザッパリと斬るのに、なぜか「もっと言って」と言いたく
なるほど小気味よくて、妙な恨みが残らない。それはきっと、彼らの言葉の中に、
オンナであることを自ら選んだ覚悟を感じるからでは?
生半可なオンナのカワサキとしては、彼らを見習おうとさえ思っちゃいます。
(それなら二の腕をどうにかしなきゃだわ。)