罪滅ぼしのsoup

昨日から胃がアルコール(燃料)を受け付けない……。

燃やす燃料がないので、本日は植物のように穏やかで無添加な一日。

 

ガイド松下さんちの朝食にいたく感動し、

「やっぱし、口に入れるものがその人を作るんやねぇ」

と心を入れ替えて、朝っぱらから罪滅ぼしの野菜スープを作り始めマシタ。

 

 

左が『愛の具だくさんスープ』、右がカワサキんちに代々伝わる(ウソです)和洋両用のだし、『マルサンふりだし』でございます。一度作ったらついウレシクて、ムスコ共々3食このスープ。ごめん、ムスコ。

 

鍋をかき混ぜていたら、雑多な考えがあれこれ浮かび。枯れ切ったはずのアイデアなんかもちょろちょろと岩清水のように出てきて、なんだか楽しいぞ。ぐるぐるぐるぐる鍋をかき混ぜて、なんだかんだ小一時間。

 

そういえば昔、なぜ男は焚き火が好きかというエッセイを読んだなぁ。どうやら、男は焚き火が好きというよりは焚き火を見つめるのが好きなのではないかという話だったような。

 

父さん達は、身じろぎもせずに焚き火を見つめ、洗濯機のうずも、釣り糸も見つめる。つまり男は一点を見つめてじーっとしているのが好きな動物なのではないかと、確か男性の書き手だったと思うけれども、結論していた。

 

鍋の一点を見つめてかき混ぜ続けるのもおんなじかもなぁ。女だけど。疲れたら、具だくさんのスープを煮込もう。松下さん、野菜スープのアドバイス、ありがとうございました〜。